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2021年6月6日
旬の食材!食べ合わせで気を付けたい食材とは・・・!?
この時期の旬な食材のよくある食べ合わせで、気をつけたほうがよい代表例をご紹介しましょう。

○トマト+キュウリ
一見、「えっ!? ふだんよく食べている!」と、びっくりする組み合わせですよね。
実は、栄養価の面でビタミンCを豊富に含む食材として知られているトマトですが、キュウリに含まれる酵素・アスコルビナーゼが、トマトのビタミンCを酸化させてしまいます。
これを抑制するのに効果的なのが「酢」なんです。つまり、サラダで食す際には、マヨネーズや酢入りのドレッシングをかけることで、酵素の働きを抑えることができるのです。

○ミョウガ+レバー
みょうがは高血圧防止、骨粗しょう症予防、疲労回復、食欲増進……など様々な効用が期待できる食材です。
また、レバーは栄養豊富で代謝を活発にする働きがあります。貧血気味、やせ気味の方は積極的に摂りたい食材ですね。
しかし、ミョウガとレバーの食べ合わせは、ミョウガの苦味成分が胃腸の働きを抑え、栄養の吸収を低減してしまうことに……。
ここで対策として、胃腸の働きを高める作用のある生姜(しょうが)を一緒に食すことで、栄養分の吸収率が向上します。

○しらす+大根おろし
旬野菜ではありませんが、暑い日などに「さっぱりしたものが食べたい!」と思った時に、ついつい手が出る組み合わせですよね。
しらすには、体の成長や修復に重要な働きを担う栄養素・リジンが含まれています。
このリジンは必須アミノ酸のひとつで、体内で作ることができないため、食材から摂る必要があります。
しかし、大根に含まれるリジンインヒビターという成分が、このリジンの吸収を阻害するのです。
これを解決してくれるのが「酢」なんです。
大根をすった中に少量の酢を加えたり、食す時にポン酢をかけるなどすれば、問題は一気に解決!
また大根には、しらす干しに含まれるカリウムやカルシウムの吸収を活発にするビタミンCも含まれているので、酢を加えるだけで、食材の滋養を最大限に摂ることができるのです。



tenki.jp 引用